『監督のつぶやき』vol.7
 2023年度に入り2ヶ月が経過しようとしておりますが、当団にも2年生2名の新入団員が入りました。これで当団も総勢16名となり、5年生以下で10名となりました。新人戦に出れます!厳しい練習もあります。楽しい練習もあります。皆で力を合わせて勝ちましょう!
 ちなみに、私は「勝利至上主義」ではなく「勝利目的主義」です。
・勝利至上主義=勝つことが絶対的な目標
・勝利目的主義=勝利を目指したプロセス(過程)

 最近思った事があります。 子供達から「あのチームのあの子上手いですよね?」と聞かれる事があります。
 確かに上手いかもしれません。ですが、「上手い」か「下手」は見る人の価値観によって変わると思います。特に小学生や中学生年代は尚さらかなと感じています。
 私は色んなチームの小学生を見ますが、当団の子供達と実力は大して変わりません。「何が違うか?」と言うならば、野球に取り組む『姿勢』だけなように感じます。
 子供達から見て『上手い』と思う子は、「誰よりも野球が上手くなりたい」や「試合に勝ちたい」と思って、人に見えないところで自主練をやったり、チームの練習にも前向きに取り組んでいるから『上手い』と映っているんじゃないかなと・・。
 という事を踏まえて子供達に伝えたい事は、『プロセス』=『試合までの過程』を大事にして欲しいと。
 守備が苦手な子、打撃が苦手な子、走塁が苦手な子、声を出すのが苦手な子、等いろいろあるはずです。チームの練習以外の日に毎日10分でも自主練を行うと、年間2,000分(33.3時間)も成長出来ます。もちろん、チーム練習の時に私やコーチへ「この練習をしたい」と発信するのもOKですし、それを望んでいます。分からない時も積極的に聞いて欲しいです。それが成長への第1歩です。

 子供達が社会に出た時は、他人から必ず「相対評価」されます。自分は出来ていても、もっと上が居れば必ず負けてしまいます。そうなった時に必要なのは「プロセス」=「過程」だと思います。他人や社会に対して、目的や目標に向かって自分はこれだけ取り組みましたと言える「人」になって欲しいです。

 先週、仕事で「接遇」について学ぶ機会がありました。講師の方から、「元気と思いやり」が大事だと話しがありました。
 ですので、当団のスローガン「元気・感謝・思いやり」は大人になっても必要なんです!!
Nitta-twins 返信数:0 更新日:2023/5/19 8:59 / 投稿日:2023/5/19 8:59